Welsh Cakes * ウェルッシュケーキ


ウェールズの伝統菓子のウェルッシュケーキを焼きました。

 

ウェルッシュケーキはその名の通りイギリスのウェールズを代表する菓子です。
ウェールズの菓子ですが、イングランドでも普通にスーパーで売られていて気軽に買えるお菓子です。

私が初めて食べたのもロンドンのスーパーにパック詰めされて売られていたものでした。
実はイギリスへ行く前から絶対に食べてみたい!と思っていた菓子だったので、かなりの期待とワクワク感を持って食べたのです。
しかし、スーパーで買ったそれはパッサパサで正直そんなに美味しものではありませんでした。
なんだ、こんなものか・・・とがっかりして写真を撮る気も起きなかったくらいです。

だがしかし!
ウェルッシュケーキとの初めての出会いから数カ月後、北ウェールズのフードフェスティバルへ行ったときに出会ったのです。

本場ウェールズのウェルッシュケーキに!本物に!

上の写真はフードフェスティバルで買ったウェルッシュケーキです。
あまり美味しくないイメージを持っていたためにたったの2個しか買わなかったという。

伝統的なものはベイクストーンと呼ばれる平べったい鉄板で焼かれますが、その時はおっちゃんが「本場ウェルッシュケーキだよー、おいしいよー」というまったりした呼びかけと共にホットプレートでラフに焼いていました。
おっちゃんの物腰柔らかな感じと甘い香りとほんのりスパイシーな香りとがなんだかとっても美味しそうで、ついつい買ってしまいました。

まだほんのりと温かいそれを、あまり期待せずに食べてみると、う、うまい!!!
以前食べたものとは比べ物にならない美味しさでした。
外はサクサクして中はほろほろとしているのだけれど、ドライな感じではなくしっとりとしている。
そしてシナモンやナツメグなど絶妙なスパイスの香りと甘いカレンツ。素朴で最高においしい!
スコーンとビスケットの良いところを合わせた感じでした。
はじめての出会いが出会いだったので、その感動は3倍増しでした。
やはりちゃんと本場で食べてみるというのは大事ですね。その物の本当の味が分かります。

そんな大感激してしまったウェルッシュケーキを作ってみたいと思います。

 


ウェルッシュケーキの作り方はスコーンと似ていて、粉類に固いバターをすり合わせ、卵で生地をまとめ、型を抜いて焼くというのが一般的です。

ですが私がイギリスの図書館でメモしてきたレシピには、バターを固いまま使うのではなく、油脂を溶かして粉に混ぜるというちょっと変わったレシピでした。
せっかくなのでそのレシピで作ってみたいと思います。

まず小麦粉にシナモンやナツメグなどのスパイス類、ベーキングパウダー、砂糖を合わせます。
そこにバターとラードを合わせて溶かしたものを加えて粉にすり混ぜていきます。
均等に混ざったらカレンツを合わせ、溶き卵で生地をまとめます。
それを1~1.5㎝厚にのばして型を抜きます。


ホットプレートに生地を並べてこんがり良い色がつくまで焼きます。
実は帰国してすぐにウェルッシュケーキを作ったことがありまして、その時はフライパンで焼いてみたのですが、火の調整が難しくてなかなかうまく焼けなかったのです。
今回ホットプレートで焼いてみたらどれもキレイに焼き色がついて、生焼けにもならずパサパサにもならずうまく焼けました!
焼き上がったらあっつあつのうちにグラニュー糖をまぶします。


ウェルッシュケーキの完成です♪


割ってみるとこんな感じです。
しっとりしているけど、ほろほろとした食感で、外はサクサクで美味しい!
溶かしバターで作ってもなんら問題ないです。むしろしっとり感が出やすくなっているのではないかなと思います。
ウェールズのフードフェスティバルで食べた時の絶妙なスパイス加減は今回再現できませんでしたが、そのへんは次回への課題です。


やっぱりスパイスの効いた焼き菓子にはミルクティーですね。
相乗効果でどちらもより美味しく楽しめます。

焼き立てはしっとり感が強く、冷めるとほろほろ感が強くなって、どちらも美味しい!
正直地味めな菓子ですが、味わい深くてほっこりするティータイムを過ごせました^^

 

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