クロテッドクリーム作りに挑戦

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スコーンのお供に欠かせない存在のクロテッドクリーム
乳脂肪分が60%以上の生クリームとバターの中間のようなクリームです。

イギリス南西部のデヴォンで作られるデヴォンシャー・クリームはジャージーなどの濃いミルクから作られるクロテッドクリームで、その味はとても濃厚、胸焼けをするほどにガツンと乳脂肪たっぷりで牛の匂いを感じるほど濃い物を食べたことがあります。
同じ南西部のコーンウォールで作られるコーニッシュ・クリームはあっさりとしてミルキーで、モリモリとスコーンにのせて食べられる味でした。

日本に帰ってきて恋しくなるのはなんと言っても、あのクロテッドクリームをたっぷりとのせたスコーンの味。
日本にも日本製のクロテッドクリームが売られていますが、どうせなら一度作ってみたいなぁ、と思ってチャレンジしてみることにしました。

調べてみると作り方は2種類、2時間程度弱火にかける方法とオーブンへ長時間入れる方法。

今回はBBCのコチラの作り方を参考にして作ってみました。弱火(もしくは湯煎)に2時間ゆっくりかけて冷蔵庫で冷すという、なんだか簡単そう!
そして記事の最後に猫がクリームを食べている写真があり、猫好きの心をくすぐるこの作り方で決定!

 

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作り方によると2リットルのジャージーなどのノンホモジナイズドの濃い牛乳を使ってね♪ということでしたが、そんな素敵な牛乳はすぐに手に入らないので動物性の生クリームで代用しました。2リットルも生クリームを用意するのは大変なので、2パック分400mlで試してみました。

容器に移した生クリームを冷蔵庫で12時間放置し、出来る限りの弱火にかけること2時間、上にクラストと呼ばれる金色の膜が張ってきます。
このザラザラとしたクラストがあるのが本物のクロテッドクリームであるしるしと言われているので、これは期待できる!

そのまま常温で冷ましてから冷蔵庫へ8~12時間冷やして、上に浮いているクリーム層をそっと取り出す。

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手作りクロテッドクリームの完成です!なかなかいい感じ!わーい♪

 

 

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スコーンを焼いて、紅茶を入れて、たっぷりのクロテッドクリームをのせていただきます!なんて贅沢!
牛乳からではなく、生クリームから作ったのでやや重めの出来上がりですが、ミルキーで口に入れると広がる乳脂肪のコクと甘さ・・・たまりません、おいしい!
手作りだとなお美味しく感じます(笑)

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ラズベリージャムものせてみました。
やっぱりスコーンにはたっぷりのクロテッドクリームがいいですね。本当に何倍もスコーンが美味しくなります。

 

今回、使用した生クリームの1/4の量のクロテッドクリームが出来ました。
市販品を買うよりも高いですが、意外と簡単に作れておいしいしのでまたイギリスのクリームティーが恋しくなった時に作ろうと思います♪

 

 

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