Stuffed Baked Apples * 焼きリンゴ リベンジ編


クッキングアップルのブラムリーも届きました。
若草色が美しいです。

後ろに写っているのは先に届いたコックスオレンジピピンです。
冷蔵庫から出してほんの数日常温に置いておいたら、あっという間に色が黄色になってしまいました。
まだまだ気温が暑いので冷蔵庫に入れておかないと駄目ですね。鮮度は落ちてしまいましたが、酸味が和らぎ、リンゴらしい甘い香りが出てきました。

そんなリンゴ2種を使って先日失敗した焼きリンゴにリベンジしたいと思います。

前回はリンゴに下処理をせずにオーブンへ入れたために皮がアッチコッチと裂けてしまい、なかなか哀れな焼きリンゴになってしまいました。


なので今回は芯をくり抜いた後に、ちゃんと皮が破れにくくする処理をします。
左が中心に一本ぐるっと隠し包丁を入れたもの、右が全体的に竹串で穴を開けたものです。


前方のグリーンのリンゴがブラムリー、後方の黄色っぽいリンゴがコックスです。

前回は芯を抜いた後に砂糖とバターをまぶしただけでしたが、今回は芯を抜いた穴にラムレーズン、ドライアプリコット、クルミ、シナモン、ブラウンシュガーを混ぜたスタッフィングを詰めて、上にバターをのせて焼いてみます。

さて、皮は破けずに焼きあがるでしょうか!?


オーブンで焼くこと30分
おお!胴回りにぐるっと隠し包丁を入れたリンゴはスカートめくりをされた様になってしまいましたが、竹串で穴を開けた方は全く皮が破けていません。すごい!

コックスの方は隠し包丁も竹串もどちらも皮がめくれず綺麗に焼けています。
りんごの種類や鮮度、それぞれ個体の水分量によって変わるのかもしれません。


じゃじゃーん、今回は綺麗に出来上がった焼きリンゴです!


皿に盛ります。
丸い、丸いです!前回の悲惨さとは大違い!


切ってみるとふわっとラムとシナモンの香り。
中から溶けたブラウンシュガーがじゅわっと飛び出し、煮込まれたレーズン達もゴロゴロっと出てきます。

味は大人の味ですね。
焼かれて柔らかくなったリンゴにラムとシナモンの香りとレーズンの甘さとクルミの香ばしさを絡めていただきます。
スタッフィングに砂糖を沢山入れてありますが、リンゴ自体が酸味が強い品種なのでデザートとして感じる甘さは控えめです。


今回もバニラアイスを添えました。おいしい~

個人的な好みとして、味的には前回の方が好きです。
酸味の強いリンゴの果肉にバタースコッチソースのコクと甘さがとてもバランスが良かった様に思います。
また、今回前回と焼成温度と時間は同じだったのですが、前回は皮が無残に破れた分、火の通りが良かったのか果肉がトロトロになっていてそれがまたソースと良く絡みあって美味しかったです。
焼き上がりの柔らかさは焼く時間を伸ばせば調整できるので、次回焼きリンゴを焼く時には、焼く前に皮に竹串で穴を開けて、焼き時間をのばし、酸味の強いりんごの場合はラムレーズンとクルミのスタッフィングの他にバタースコッチソースも添えてしまえば最強なんじゃないでしょうか。
皮が破けにくい方法も分かりましたし、また別のスタッフィングやソースなどフレーバーを変えて楽しんでみたいと思います^^

 

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