レモンとブルーベリーをトッピングしたポピーシード入りのケーキを焼きました。
今年最後の収穫となった我が家のブルーベリー
最後の生のブルーベリーを使って何のお菓子を焼こうかなぁと考えて、
そうだ、名前のブルー繋がりでブルーポピーシードを入れたケーキにしよう!
ということで、ブルーベリーとブルーポピーシード、そして爽やかさを出すためにレモンも入れたポピーシードケーキを焼いてみることにしました。
バター生地にブルーポピーシードをたっぷりと、そしてレモンの皮も一緒に混ぜます。
つぶつぶした生地を型に流して、ブルーベリーもたっぷりとのせて焼きます。
焼きあがったら仕上げにレモンアイシングとレモンの皮をトッピングします。
レモンとブルーベリーのポピーシードケーキの完成です。
ミルクティーと一緒にいただきます♪
ポピーシードのプチプチ食感が楽しく、ナッツのようなゴマのような香ばしさがあります。
ケーキの上の方はレモンアイシングの爽やかさと甘さ、下の方はブルーベリーの酸味とジューシーさ、一度で2度美味しいです♪
ヨーグルト入りの生地なのであっさりととした味で、暑い時期には食べやすくてピッタリです。
ポピーといえば、イギリスに居る時にポピーの群生を見たことがあります。
コッツウォルズに滞在している時、パブリック・フットパスという散歩道を暇さえあれば散歩&探検するのが好きでした。
そんな散歩中に偶然見つけたポピーの群生
地面一面がポピーの朱色に染まり、青空とのコントラストが目眩を覚えるほどに美しかったのを覚えています。
和名は雛芥子、フランス語ではコクリコ、呼ばれる名前の響きで雰囲気が変わりますね。
日本でポピーというと白や黄色やピンクの大きな花で春に咲くカラフルで可愛いイメージですが、この朱色のポピーはイギリスでは第一次世界大戦の戦没者追悼の花となっています。
渡英したばかりの頃に慰霊塔に赤いポピーの花輪が飾られているのを見て、あれはなんだろうと調べてみると戦没者を悼む花だと知りました。
そういう事情を知ると、あの見事なポピーの群生の景色がただ綺麗なだけじゃなく、その花に宿る人の想い感じてなんだかおセンチメンタルな気分になってしまいます。
こちらはチェルシー・フラワーショーの展示作品
白と薄紫の寒色系の花々の中にポンッとアクセントで植えられている赤いポピー
真っ赤な花びらに中心に黒い斑点を持ったこの花がとっても綺麗で、何枚も写真を撮ってしまいました。
品種名はレディバードというらしく、名前を見て確かに!まさにテントウムシ!かわいい~
カラフルで可愛く元気をもらえるポピー、悲しみと感謝の想いを背負う赤いポピー、庭を彩る美しいポピー
ポピーってすばらしい!好きです!
なんだかポピーシードのケーキの話からだいぶ脱線してしました。
夏の名残を楽しむティータイムとなりました♪