アンティークの村Stow-on-the-Wold、普段は静かでのんびりとした雰囲気ですがこの日は村全体が完全に中世にトリップします。
イングランド内戦(English Civil War)の戦地となったストウ・オン・ザ・ウォルド、その戦地の保存と歴史を残すためのイベントのようです。
村中に中世のコスチュームを来た人々であふれています。
大人も子供のおじいちゃんもおばあちゃんも、村全体でその当時の生活を再現しています。完全に今ここに流れている時間は17世紀そのもの。
このお祭りの内容を全く知らず、ただ祭りがあるらしいという情報だけで来たので、このとんでもない本格的な感じにビックリです!来てよかった!
パブにも(笑)
戦士の衣装で真っ昼間からビール!素敵すぎ!
わらの椅子で飲むビールは格別です(笑)
屋台も色々と出ています
こちらはお祭りでは欠かせないホットドッグとバーガー屋さん
伝統的なものからそれっぽいアイテムまで、普通のマーケットでは見ないものがたくさんあって楽しい!
おばあちゃんたちの手作り品のストールも。
可愛い手編みのチョコレートカバーを買いました^^
そんなのんびりとお祭りを楽しんでいたら、ドンドンと太鼓の音と共に赤と緑のカラーで分かれた人々が東西からそれぞれすごい罵声のあびせあいで詰め寄っていきます。
第一次イングランド内戦1646年3月21日、ストウ・オン・ザ・ウォルドのすぐ近くでイングランドの国王軍・議会軍の戦いが行われたその戦いをこれから再現するとのことです。
腰に薬の瓶を詰めるベルトを巻いた人が、僕は薬剤師(のコスチューム)なんだけど戦時中はこの薬剤を詰めるポケットに弾薬を詰めて戦争をしてたんだ!と説明してくれました。そしてこれから本物の弾薬を使って近くのフィールドで戦争ごっこするんだ!と。
ほ、ほ、本物の弾薬を使って!?? えーーー!?
これは見なければ!!!と思ったのですが、戦い開始時間が夕方からだったので最終のバスに間に合わない!戦を見たら帰れない・・・と泣く泣く観戦は諦めました・・・。
なので本当に本物の弾を使ってやっていたのか、どんな戦いだったのかなど、このお祭りで一番重要な部分を見れませんでした。。。残念。
両軍がフィールドへ移動し、静かになった村を再び散策です。
協会の敷地にはカゴ売り場に。
ステキ!ああ、欲しい~~
どこを見ても中世の方々がいて、どこを見ても素敵なお祭りです。
普段はイギリスって古いものが大事にされていて素敵☆ のんびりとした雰囲気が素敵☆ など、そんな感じでしか見ていなかったのですが、その国の歴史を知ることは大事なことだと考えさせられました。
歴史が一番苦手な私には全然頭に入ってこなくて難しいのですが、こうして実際そのものの雰囲気と勢いを見ると分かりやすく、ちゃんと歴史を勉強したい、そして理解した上でもう一度このお祭りに来たいなと思いました。次こそはちゃんと戦を見てみたい!