イングランド本土最西端、 Land’s End(ランズエンド)へ来ました。
ペンザンスからバスで約一時間の場所なんですが、バスの本数がかなり少ない上に周りに何も無いので、行く際にはバスの時刻表要チェックです。
地の果てと呼ばれる岬らしく、本当に周辺には何もありません。
入場するとちょっとしたテーマパークのような施設と、レストランがあります。
ミニテーマパークを通過すると、そこは断崖絶壁
訪れた日は天気が悪かったこともあり、荒々しい自然の風景に圧倒されました。
360度見渡せる眺めは素晴らしく、岬をぐるっと一周歩くことができます。
この海の先はアメリカか~、泳いで行ったらどれくらいかかるのだろう?などとアホな事を考えながら断崖の道を歩いていたら、どうやら道ならぬ道、正規のルートから外れた道を歩いていたらしく危うく地の果てで果てるところでした。
ちゃんとしたルートがあるのですが特に柵がしっかりとされているわけでもなく、なぜかそれ以外の道が迷路のようにあるので散策される時はちょっと注意して歩いたほうが良さそうです。
岬の先端の方へ行くとふれあい牧場のようなものがありました。
悠々と散歩するガチョウの兄弟や、馬に仔牛、そして猫とふれあうことができました。
今回は天気が悪い&寒い!ということでちょっと見て回るだけでしたが、きっとこの荒々しいと感じた景色も春の穏やかな日に訪れれば、断崖には花が咲いてすばらしい景色が広がっているのだろうなと思います。
最後にコーンウォールの旅の拠点としたペンザンスの町です。
ここからバスや電車が多く出ているので移動には便利でした。
マウント湾に面した港町で、こちらも変わらず魚が泳いでるがわかるくらいに透き通った海の綺麗さが印象的です。
地元の子供たちが入り江を利用した天然の海水プールで泳いだり、魚釣りを楽しんでいたり、海辺では遠泳の特訓をしているグループがいたりと、海のアクティビティー満載でした。
潮の満ち引きによって冠水する道があるのも面白かったです。
水が来てようが渡っちゃう地元民にちょっと笑ってしまいました。
町はセント・アイヴスやトゥルーロのように賑やかさは無かったですが、海岸沿いにはB&Bが並び、中心地にはアンティークショップやベーカリーなど観光地向けというよりは地元に愛されてるお店が多かったです。
海の町なので海賊パブ(The Admiral Benbow)など面白いお店があったり、そしておいしい海鮮がどこへ行っても食べられます♪
お宿はその海賊パブのお向かいにあるB&Bに泊まりました。
なんとなく予約した場所でしたが、ここが女子受け抜群の可愛さでした!
カフェスペースはヴィンテージの家具に食器もヴィンテージです。
連泊しても飽きないようにメニューも工夫されていて美味しかったです。
作家さんの手作りアクセサリーやグッズを売るスペースもあったり、本当にどこもかしこも可愛いくて紅茶好き仲間の女子旅には当たりでした。
ペンザンスからは夕日に染まるセント・マイケルズ・マウントを見ることができるのですが、撮った写真が悪く・・・、こちらは夕日のマウント湾です。
帰りはペンザンスからロンドンまで寝台ではない普通の直通列車で約5時間半で帰ってきました。
コーンウォール旅の日記はこれにて終わりです。
本当に本当に美しい場所で美味しいものにあふれていて、ロンドンからは遠いですが行かなきゃ損!な場所です。
何よりも地元の人達が気候が穏やかだと人もカラッとした穏やかにな性格になるのか、とっても人懐っこくて親切な方たちばかりで、終始笑顔に包まれた旅を送ることが出来ました。
また機会があれば~とかではなく、絶対に再度訪れたいと思う場所です。