りんごとオーツ麦を使い、ほんのりスパイシーなスコーンを焼きました。
粉は小麦粉にジャンボオーツとライ麦を混ぜました。
砂糖、塩、ベーキングパウダー、シナモンなどスパイスも混ぜ、バターを入れてサラサラな状態にし、そこへクルミとドライブルーベリー、そして主役のりんごを皮付きのままたっぷりと細切りにして入れます!
りんごの果汁で大体生地はまとまってきてますが、足りない分は牛乳を入れてまとめました。
足りない分とか言いつつ、入れすぎたようで、、、
ちょっと水分が多めになってしまったので、型は抜かずに丸めて天板に並べてオーブンへ
焼き始めるとキッチンに広がるリンゴの香り!
膨らんでいくスコーンを眺めつつリンゴの香りに包まれるなんて、最高です。
水分が多めだったため焼き上がりは横に広がってしまいましたが、いい感じにこんがりと焼けました。
りんごとオーツ麦のスコーンの完成です。
見た目はスコーンというよりもロックケーキに近い仕上がりになってしまいました。
たっぷりのミルクティーと共にいただきます♪
割るとこんな感じです。
オーツやクルミなどでゴツゴツとしたワイルド感があります。
しかし食べてみると外はカリカリ、中はしっとり。
はじめにクルミの香ばしさがあって、次にリンゴの甘い香りと甘い味わいが広がります。時折感じるブルーベリの甘酸っぱさと、そしてそれらを優しく包み込む穀物の風味。
あああ、すごく美味しいです。個人的に好みです。
リンゴはコックスオレンジピピンを使用しました。もともと香りが良い品種ですが、それを皮ごと使ったおかげかリンゴの甘い香りがスコーンに染み渡っています。
そしてオーツやライ麦の噛みしめる度に広がる素朴なうまみ。しみじみ美味しい!
旬のりんごの美味さ、穀物の味わい深さ、見た目は地味だけれど、滋味深い。
地味で滋味ってイギリス菓子にしっくりくる言葉だなぁと思います。
見た目の派手さはなくとも味わい深くてほっとする。
最高ですね。
好きです、イギリス菓子!
そういえば来年1月からついに日本でもイギリスの伝説のベイキング番組”The Great British Bake Off”がBSで放送されますね!
イギリスにいた頃に夢中になって見ていた番組なので、日本でも見られるようになるのは本当にうれしいです。楽しみすぎる~!
しみじみ美味しいスコーンとミルクティーでなんだかほんわりしたティータイムでした。