Bread and butter pudding 、日本でいうパン・プディングを作りました。
朝食用に買っておいた食パンが、家族の誰かが袋の口を開けっ放しにしたためにカッチカチに・・・。
こういう時には食パン救出レシピのBread and butter puddingだ!
食パンの片面にバターを塗り、三角にカットし、耐熱皿にバターを塗った面を上にした食パンとレーズンを交互に並べていきます。
シナモンやナツメグなど好みのスパイスをふりかけて、そこへ牛乳、生クリーム、卵、砂糖を混ぜた卵液を入れてオーブンで全体が固まり、綺麗な焼色が付くまで焼いたら出来上がり。とっても簡単!
そしてカピカピになってしまった食パンも見事においしく復活しました。
焼き上げがオーブンで焼くだけで、味わいはほとんどフレンチトートと変わらないイギリス式のプディングです。
イギリスでは出来上がったプディングに、カスタードやクリームをかけて食べたりもするようです。
私はパンに卵液がたっぷりと染みこんだこってり濃厚なフレンチトーストはちょっと苦手なので、今回このプディングは生クリームは使わずに牛乳のみにし、砂糖も少なめにしてみました。
なので味わいはあっさりとしていて、レーズンの甘さがアクセントとなり、卵液が染みこんだ部分はしっとりと柔らかく、バターが染みこんでカリッと焼かれた表面はクルトンのように香ばしくて、おいしい!最高!
このプディングと濃いめに入れたミルクティーの組み合わせは、朝食にもピッタリな感じです。
レーズン以外のドライフルーツやフレッシュのフルーツを入れたり、バターだけでなくママレードやジャムをつけたり、洋酒を入れたりとアレンジ無限大。
イギリスの家庭それぞれにママの味として愛されているのも分かる、やさしく温かなデザートです。
パンがカピカピになっていなくても、また作ってみたいと思うお菓子でした。