アールグレイの茶葉をいれたパウンドケーキです。
卵、小麦、砂糖、バターすべて同量(1ポンドづつ)使用して焼き上げるパウンドケーキはイギリス生まれだと習いました。
イギリスへ行った時に「パウンドケーキが好きだ。」と言ったら、イギリス人に「なにそれ?」と言われて、えーー!?となった思い出があります。
「あの、四角い長方形の焼いたケーキ、あれってパウンドケーキっていうんじゃないの?」と聞いたら、「四角いローフ型のケーキはみんなブレッドって呼ぶんだよ。パウンドケーキなんて知らないわ~。」と言われて、うそだろ・・・パウンドケーキが通じないなんて!となった思い出です。
その方がたまたま知らなかっただけかもしれませんが、確かにお店で”Pound Cake”と書かれたものは見たことなかったかも。
それにしても日本で言う菓子パン(甘いパン)の・ような物は”甘いから”という理由でケーキと名前が付いていたり、ブレッドとケーキの線引があいまいというか難しいです。
最近本当に何を作ってもうまくいかなくて・・・
こういう時は基本に戻って丁寧に丁寧に作ってみる。
パウンドケーキは簡単そうで材料を入れる順番や混ぜ方が様々で、それによって味も食感も変わってきてしまう。
奥が深いなぁと改めて思います。しかしだからこそ焼菓子作りは楽しい。
今回丁寧に作っただけあって、それなりにおいしくできました。
一つひとつの工程を大事に心を込めて作る!一番大切なことを忘れていたようです。