ハロウィンにあわせてかぼちゃのスコーンを作ってみることにしました。
へんてこな形ですが、どれもかぼちゃの仲間です。
そして我が母上によってハロウィン仕様に飾られております。
両サイドは最近日本でもよく見かけるようになったバターナッツ。
イギリスではスープやローストの付け合せとしてよく食べられていました。
そういえば、イギリスではかぼちゃのことを squash (スクウォッシュ)と呼んでいました。
てっきりかぼちゃの英名はパンプキンだと思っていたのでsquash と pumpkinって何が違うの?と調べてみたら、どうやらジャック・オ・ランタンのような黄色いかぼちゃを特別にパンプキンと呼ぶようで、一般的にはかぼちゃはスクウォッシュと言うようです。知らなかった!
なので日本の緑のかぼちゃの英名は Kabocha squash 和訳でカボチャ・カボチャ(笑)
イギリスで売られている椎茸に張られていたラベルが Shiitake mushroomだったのを見た時と同じ衝撃です。
そして真ん中の子は一見ヘチマのように見えますが、今年初めて畑で作ってみた飛騨の伝統野菜の宿儺(すくな)かぼちゃです。
この宿儺(すくな)かぼちゃ、へんてこな形とは裏腹にほっくりホクホクしていて甘くてとっても美味しいのです!今年初めて食べたのですがその美味しさにビックリしました。
個人的にかぼちゃはベチャッと系よりもホクホク系が好きなのでこの宿儺(すくな)かぼちゃはとても私好みでした。しかもよく見る緑の丸いかぼちゃよりもカットしやすくて料理しやすさ抜群です。
そこで今回はこの宿儺(すくな)かぼちゃを使ってスコーンを作ります♪
粉にバター、砂糖、かぼちゃパウダーを入れてサブラージュし、綺麗な黄色の生地を作ります。
かぼちゃ色の粉に蒸した宿儺(すくな)かぼちゃをたっぷりと入れて、卵液でまとめて型を抜きます。
宿儺(すくな)かぼちゃは中は普通のオレンジ色のかぼちゃです^^
ハロウィンっぽくするために型抜きした生地にココアでジャック・オ・ランタンの顔を付けました。
厚紙をカッターで削って作ったお手製の顔型を使ったのでなんとも微妙な感じではありますが^^;
型抜きの一番最後に残った生地はいつも適当に丸めて焼いて味見要員になるのですが、今回は丸めてかぼちゃ型にしてみました。
それらをこんがり焼き上げて完成です!
出来上がりました!
ミルクティーと共にいただきます♪
割ってみると中にかぼちゃがたっぷり入っています。
焼き立ては外がサクサクでかぼちゃのホクホク感とほっくりとした甘さがたまりません。
生地に少しミックススパイスをいれたのもよい感じです。ミルクティーともよく合います。おいしい!
と、張り切ってハロウィンっぽくしようとを頑張ってみましたが、根っからの日本人の自分としては寒い時期にかぼちゃを食べる=冬至、これで今年の冬は風邪を引かずに乗り切れるぜ!という感じがしてしまいます。
そういえばイギリスにいた時はイギリスではハロウィンはさしてイベントとして騒がれることは無かったように思います。
田舎にいた時はほぼスルーな状態でしたし、ロンドンにいてもショーウィンドウにちょっとディスプレイされてはいてもアメリカのように庭にパンプキンを飾ったりなどしている家は見かけなかったです。唯一の思い出としてはロンドン滞在中ハロウィンの10月31日の深夜1時に家のチャイムをピンポンピンポン激しく鳴らされて強盗か!?酔っぱらいか!?とフラットメイトと怯えた、ということぐらいです。
皆様も楽しいハロウィンをお過ごしください♪