イギリスのストーンサークルといえば、こちらのストーンヘンジ
行ってみると何にもないところに突如現れる感じで、遺跡の直ぐ側に道路が走っていて完全に観光化されています。
昔は気軽に入れて石もおさわりOKだったようですが、今は入場料を払い柵の中へ入って見学するルートになっています。
お金を払って柵の中に入っても近くで見れるわけではなく、こんなに距離をとっての見学です。
正直、柵の外から見るのとそんなに変わらないかも・・・
ここに案内してくれた考古学に興味津々のイギリス人が完全に観光地化されてしまってロマンも何もあったもんじゃない!と嘆いていました。
うーん、わかる気がする。
そして、イギリスで見れるストーンサークルはストーンヘンジだけではありません。
ストーンヘンジからそんなに離れていない場所でAvebuyという小さな町があるのですが、そこにもストーンサークルがあります。
大きい石から小さい石までゴロゴロ並んでいます。
こ、これは・・・!シェイクスピアに似ている(笑)
ストーンヘンジのように一箇所にドーンとあるのではなく、村を覆うほどの大規模なサークルになってます。
ちょっと小高くなった場所に登ります。
ここらへんの地質は石灰質になっているので道が白くなっています。
こんな感じで村を覆っています。
そして、Aveburyからまたちょっと車で走ると、
車窓から見える、ホワイトホース
石灰石の地質を利用した地上絵で他にも色々な絵があるみたいですが、このホワイトホースしか見つけられなかったです。
車を降りて丘を登ります。
この道、よく見て歩くと石の矢尻など土器的なやつが落っこちているとか!
私は見つけられませんでした^^;
頂上付近にあるWest Kennt Long Barrow
墓地だったらしく、中にかなりの数の人が埋葬されていたそうです。
もちろん今は中は空っぽです(笑)
でもお墓だったと思うと、ちょっと怖い。
そして、その丘から見えるあの山のようなものは人工的に作られいて古墳の様なお墓では無いらしく、昔は山の上で火葬したり何か儀式に使ったのではないかと言っていました。でも解明されていなくて謎だそうです。
イギリスの遺跡ロマンの旅でした。
ちょっと自力で巡るのは大変なので、ツアーなどを利用する方が効率よく見て回れると思います。
他にも湖水地方にもストーンサークルがあり、そこは自由に見て触る事ができます。また次の機会にご紹介したいと思います。