生姜とリンゴを入れたスコーンを焼きました。
生姜は新生姜をシロップ煮にしたものを使いました。
イギリスではStem Gingerとしてスーパーなどで瓶詰めで売られていて手軽に手に入り、これを使ってお菓子作りなど楽しみます。
イギリスのスーパーでその瓶詰めを初めて見た時に、あ!栗の甘露煮売ってるじゃん!と喜んで買ったら生姜でしたという体験をし、それを友人に話したら「それ私もやった。笑」、というイギリスに滞在している日本人が大体引っかかるトラップで、あるあるネタの一つです。
いやほんとに、生姜なのに栗みたいに丸くコロンとしたフォルムに成形されているのです。なぜ!?
そのシロップ煮の生姜にセミドライのリンゴも一緒に入れてみました。
少し全粒粉を混ぜた粉にバターを入れてサラサラにし、細かくカットした生姜とリンゴを入れました。
こんがりと焼き上がったら、上に生姜を漬けていたシロップで溶いたアイシングをかけて、ちょこっと生姜も飾りました。
完成です!
お供のドリンクは、今日は暑いので生姜シロップを炭酸出し紅茶で割ったティー・ジンジャーエールにしてみました。
生姜のシロップ煮を作る時に、以前そのまま生姜を砂糖で煮たらけっこう辛くなってしまったので、今回はちょっと辛味を落としてから砂糖で煮たので調度良い辛味と生姜の香りを楽しむことが出来ました。
上のジンジャー風味のアイシングも良い感じです。
また、リンゴが入ることで生姜の辛さをより爽やかにしてくれた気がします。
生姜というと体を温めてくれる食材なので冬に喜ばれますが、この香りと辛味が夏の暑い時期には爽やかで良いなと思います。
生姜づくしな夏のティータイムになりました。