ストラットフォードは観光地だということもあり、お茶できる場所がたくさんあります。
本格的なティールームはもちろん、カフェなどどこへ入っても紅茶とスコーンが楽しめます。
そんな中、私が一番のお気に入りのティールームが Emporium Tea Room です。
大通りから小路に入ったアンティークセンターの中にあり、え!?こんなところに!という感じの隠れ家的なティールームなのです。
アンティークセンター内に入っているだけあって、ティーカップやポット、スプーンなど、どれもヴィンテージやアンティーク物で可愛い。
毎回行く度に今回はどんなティーカップがくるのかなぁと楽しみなのです。
紅茶にはクッキーが付いてくるのも嬉しいポイント^^
ここのスコーンはイギリスでは珍しい四角い形。
四角いスコーンはここでしか食べたことありません。
レーズンやドレンチェリーなどドライフルーツがたっぷり入ったスコーンです。
イチゴジャムとクロテッドクリーム付き。ジャムやクリームに付けられたスプーンもいちいち可愛い。
イギリスのティールームでスコーンを注文するとびっくりするのが、スコーンの大きさ!
田舎のティールームで出てくるスコーンは大体こぶしくらいの大きさのものがどどーんと出てきます。
ちょっとお腹が空いたおやつの時間にクリームティー(紅茶とスコーンがセットになったもの)を頼んでしまうと夕飯が食べられなくなっちゃいます^^;
ここのスコーンもなかなか大きくて一個でお腹いっぱいの大きさです。
お店によってはスコーンのお供にジャム、クロテッドクリーム、ホイップクリーム、バターと選べたりします。
スコーンにバターなんて日本にいる時には考えたことがなかったのでびっくりでした。
スコーン自体が大きいのでクロテッドとジャムだけでは甘いだけで飽きちゃうので、そこで塩の効いたバターを付けて食べるとまた美味しく食べれちゃいます。
イギリス人でもクロテッドクリームは脂肪分が高くて健康に悪いからあまり食べたくないという人もいるので、様々な好みに合わせるためかもしれません。
お食事系もあります。こちらは本日のスープでカリフラワーのスープ。
他にもサンドイッチなど軽食やもちろんケーキもあります。
ただ、ちょっとここのティールームは食事系の味は全体的に薄めです^^; なんというか、おお、イギリスの味だなぁという感じ。
食事系もケーキもスコーンもすべてホームメイドで温かみを感じてなんとなく通ってしまうティールームです。
正直・・・味は絶品!というわけではないのですが、隠れ家っぽい雰囲気と、可愛いティーセット達、オーナー夫婦の適度な距離感も居心地がよくて私にとってストラットフォードの中で一番落ち着けるお店です。
アンティークセンター内にひっそりとあるので、観光客よりも現地の人たちの憩いの場所になっています。
ストラットフォードでホームステイをしていた私にとってここのお店は何度も通った一番思い入れのあるティールームです。
またストラットフォードへ行くときは必ずここに寄って、またフルーツたっぷりのあの四角いスコーンが食べたいです!
Emporium Tea Room
Address:
Stratford-upon-Avon
60 Ely Street, England