Cookie & Lemon Tea * クッキーとレモンティ

私は80年代の少女漫画が大好きです。
昔は古本屋さんに行ってパケ買いといいますか表紙の絵柄と題名を見て、これはイケる!という一冊を選び、それが自分好みだったときの嬉しさったらなかったです。そんな感じでフィーリングで集めていました。
最近また少女漫画熱が再来し読み漁っているのですが、今はネットでどんな古い本でもなんでも買えて便利ですね。

超今更ではありますが山岸凉子先生の日出処の天子にどハマリし、他の作品一覧を検索していて、目を引いた題名が「クッキーとレモンティ」という作品。

クッキーとレモンティ?

”クッキー” と ”レモンティ” !!?

可愛らしすぎる!!
”クッキー” と ”レモンティ”という絶妙過ぎるコンビネーション、組み合わせの雰囲気が可愛すぎる!

と題名に一目惚れして早々にネットで購入しました。

1970年にりぼんに掲載された作品でざっくりとしたあらすじは、
クッキーというアメリカ人の男の子とレモン・ティと名乗るイギリス人の女の子の恋の話です。


ミス・レモンは実はイギリスの王位継承権を持つ英国王室の人間で、名誉やら伝統やらを重んじる暮らしに嫌気が差して自由を求めてアメリカへ。
アメリカで出会ったクッキー君に自分の身分をごまかすためにとっさに自分の名前をレモン・ティと名乗ります。

レモンティーというと日本では紅茶を頼むと普通に「ミルクにしますか?レモンにしますか?」と聞かれるほど一般的な飲み方です。
ですが、紅茶の国イギリスではレモンティーは嫌われています。

イギリス滞在中、カフェで紅茶のテイクアウトを注文した時に、レジの店員さんが「ミルクにする?レモンにする?」と聞いてきました。
私はイギリスで紅茶教室に通っていたため、英国にてレモンティーは否定されているという事を教えてもらっていましたし、紅茶にレモンを聞かれたことがなかったので、なーんだ!イギリスでもレモン入れることあるんだ!と思っていたら、隣で作業していた別のスタッフがレジのスタッフにものすごい勢いで、「ティーにレモンとかありえないから!!!」と注意してきました。
あ、やっぱりないのね。ミ、ミルクでお願いしまーす。と、レジのスタッフと微妙な空気になったことがあります。
きっとあの時のレジのお姉さんはレモンティーのある国からイギリスへ来たばかりだったのでしょう。
しかし、なぜそんなに嫌われているのか。嫌われているというか断固受け入れ拒否といった感じです。

ちなみに日本では生クリーム入りのミルクティーも好まれて飲まれていますが、このティーに生クリームを入れるという行為はレモン以上に嫌われています。
日本じゃミルクティーに生クリーム入れたりするよと言ったら、イギリス人から「カップに油が浮いてるティーなんて気持ち悪くて飲めるか!」と、とんでもない拒絶アクション付きで否定されました(笑)
レモンに生クリーム、イギリス人の紅茶に対するこだわりと言う名の愛を強く感じます。

そんなことからイギリス人であるミス・レモンが自分のことをレモン・ティと名乗ること、これにはそういう強い固定概念のある祖国への反発と新しいものと自由があるアメリカへの憧れを表しているように思います。深読みし過ぎかもしれませんが。

 


そんな可愛い&美味しそうな題名の漫画を読んでいると、ついついクッキーとレモンティーを食べたくなってしまいます。
クッキーは自分が食べたかったものを4種類、オートミールクッキー、バニラとココアの2色クッキー、ジャム付きのショートブレッド、レモンとカルダモンのアイシングクッキーを焼きました。
もっとアメリカっぽくチューイーなクッキーを焼いても良かったかな?

紅茶は渋味が穏やかなセイロンティーを。
レモンは入れっぱなしにせずにサっと茶液にくぐらせて香りを移す程度にします。入れっぱなしにするとレモンの皮の苦味と紅茶の苦味が合わさって苦ーい紅茶になってしまいます。
紅茶のことをよく知らない昔はレモンを入れてギューギュー押しつぶしてたりしてたものですが(そして苦い&酸っぱいもんだから砂糖を大量に入れて飲む、笑)

 

ちなみに「クッキーとレモンティ」の漫画に出てくる代表的な食べ物といえば、クッキーとレモンティーよりもレモン嬢が作るフライの残りのパン粉と卵で作るドーナツです。
せっかくだからそちらも作ってみようかと思ったのですが、クッキー4種を作るので力尽きてしまいました。

一緒にティーを楽しんでくれるクッキー君もレモン嬢もいませんので、いつもの通り一人ティータイムではありますが、久々に飲むレモンティーは美味しかったです♪
漫画片手にティータイム、いいもんです。

 

 

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