Wobbly Apricot Tart * もこもこアプリコットタルト


イギリスの料理家のメアリー・ベリーのレシピから、Wobbly Apricot Tartを作ってみました。

 

wobblyはグラグラ、フラフラとしたという意味で、焼きあがったタルトの表面にアプリコットの丸い形がポコポコと現れる様子を表現したネーミングのようです。
和訳するならば・・・もこもこアプリコットタルトと言う感じでしょうか?

私はアプリコットを使ったお菓子が大好きで、レシピ検索をしている時にパッとこのタルトの写真に惹きつけられました。
雲のようにもこもこした焼き上がりのタルトで、中にはアプリコットがゴロっと入っていておいしそ~!
作り方を見てみると、タルト台にマジパン(またはアーモンドペースト)を敷いてアプリコットを並べて焼くと。
マジパンを入れて焼くのか・・・あ、甘そーー!!
でもなにか私が好きそうな味の予感です。


ということで、作ってみることにしました。
バター、砂糖、小麦粉、卵で作ったタルト生地を型に敷き、その上に細かくしたマジパンを敷き詰めます。
マジパンは細工用の砂糖がたっぷり入った白いマジパンではなく、焼き菓子用の砂糖が控えめの物を使用しました。
そのマジパンの上にアプリコットをのせて、最後にタルト生地でフタをして焼きます。
アプリコットの形に沿って生地がポコポコと丸く焼きあがっていきます。かわいい~


仕上げに粉糖をふって、もこもこアプリコットタルトの完成です。

 


タルトの中に詰まっているのはマジパン、きっと間違いなく甘いであろうと予想して濃いめのミルクティーを淹れました。
カットすると、サクサクっとしたタルト生地の中にしっとりとしたマジパン、その上にオレンジ色のアプリコットがお目見えです。


食べてみると、あまーい!予想通り!
甘いのですが、ただ甘いだけでなくマジパンのアーモンドの香りと濃厚な味、そこにアプリコットの甘酸っぱさが合わさって、とてもリッチな味わいです。
マジパンやアーモンドペーストよりも軽めのアーモンドクリーム(クレームダマンド)を使用したふんわり系のタルトをギュギュッと濃縮した味です。
外はサクサクで中はねっとり、とても味わい深いお菓子なので濃いめに入れたミルクティーと本当によく合います。おいしい~


こういう濃厚系のお菓子をちょっとずつ食べながら、たっぷりとポットに淹れた紅茶をゆったりまったりと味わう。最高です(*^^*)

 

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