オレンジ・マーマレードとコンフィ


今年もマーマレード作りの季節がやってきました。

 

私はマーマレードは夏みかんで作る派です。
夏みかんで作ると爽快な苦味が楽しめて好きなのです。
今まではご近所さんからいただいたり、またはお店で買ってきたりして作っていました。
毎年もらったり買ったりするのもなんなんで、畑に夏みかんの苗木を植え、そして今年ようやく実をつけたのです!
今年は我が家産の夏みかんでマーマレードが作れる♪
ようやくできた10個ほどの実も色づき、ジャムを作るのであればそろそろ収穫かな!と畑へ行ってみたら、
あれ? 実がない・・・実がない!
昨日まであった鮮やかなオレンジ色をした丸い実がなくなっている。
盗まれました。。。
ひどい!なんてこった!返してくれ~!

そんなこんなで悲しみに暮れた年明け
気を取り直して今年のマーマレード作りもスーパーへGO!
さすがにまだ店頭には夏みかんは並んでおらず、夏みかんの親戚の甘夏を買ってきました。

そして畑に植えたオレンジも今年収穫2年目で昨年よりも数が増え20個近くなりました。
そちらは盗まれることなくすべて収穫できました。

その買ってきた甘夏とオレンジを使って、レッツ・マーマレード作りです!


塩できれいに洗った後、皮、果肉、内袋と種に仕分けします。
オレンジの皮はそのまま細切りにし、甘夏の皮は数回茹でこぼして苦味を適度に取り除きました。
内袋と種からペクチンを取り出し、あとは皮、果肉、砂糖と共に煮詰めます。

今年は調子に乗って多めに仕込んでしまい、何度も作るのはめんどくさいので鍋を3つ使って同時に作るという荒業で^^;
鍋はホーロー、銅鍋、テフロン加工のよくあるやつの3つを使ってみたら、ホーローと銅は味に差異はなく仕上がりましたが、テフロンの普段使用の鍋だけ味があっさりしていました。微妙な差ではありますが鍋によって味が変わるんですね。

そして、今年はオレンジがたくさん採れたのでマーマレードだけでなく、オレンジのコンフィも作ってみました。


作り方は以前作ったレモンピールを参考にしました。
コンフィは基本的にまず果実を煮てその後徐々に糖度を上げながら時間をかけて糖分を染み込ませていくという作り方です。
ですが、前回作ったレモンピールはそのまま食べる分にはやめられないとまらない味でしたが、焼き菓子に入れると味がぼやけてしたまったので、今回チャレンジするオレンジコンフィはオレンジ自体の苦味も少ないですし、最初の茹でる作業は省いてみました。

輪切りにしたオレンジをシロップにつけて、数日間一晩置くごとに砂糖を足して糖度を上げていきます。
始めは瑞々しかったオレンジも日を追うごとにシロップが染み込んで色が濃くなり艶が出てきました。
最初に茹でこぼす作業をしていないので最後に少しシロップでゆっくりと煮て、透明感が出てツヤツヤしたら完成としました。


完成したオレンジマーマレードとオレンジコンフィです。

マーマレードは甘夏の苦味とオレンジのフレッシュ感のある爽やかな香りが合わさって美味しいです。今年もうまくいきました!
コンフィは茹でこぼさずに作ったのでそのまま食べるとほんのり苦味がありますが、オレンジの香りは抜群で味が濃いです。
これは焼き菓子に使ってもきっと味がボケないはず!これからお菓子に使っていきたいと思います♪


まずはたっぷりのミルクティーと共にマーマレードを塗ったカリカリのトーストをいただきました^^
一年は困らないくらい沢山できたので、朝食にお菓子作りにたっぷり楽しみたいと思います♪

そして来年は果実がなったらネットを張って盗難防止対策をバッチリしたいと思います!

 

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