Jacket Potato * ジャケットポテト


今日はいつものイギリス菓子ではなく、イギリス料理からジャケットポテト(Jacket Potato)を作ってみました。

Jacket Potato とはイギリスで呼ばれる名前で、一般的には Baked potato と呼ばれる料理の一つです。
ジャガイモを皮ごとオーブンで焼き上げることから、芋がジャケットを着ていると見立ててジャケットポテトと呼ばれています。
その発想とネーミングがイギリスらしい、お洒落です。

 

こちらはイギリスで食べたジャケットポテト
ビックリするのがその大きさで、写真を見ていただけると分かるかと思いますが一人用のポット(カップ3杯くらい入る)とジャガイモが同じ大きさです。
その大きなジャガイモにシンプルにバターだけのものから色々なトッピング(盛々の!)がのせられています。

ティールームやパブなどどこでも見かける&食べられる国民食のジャケットポテトですが、
私は渡英したばかりの頃、ジャケットポテト?要はじゃがバターに具をのせたやつでしょ?味想像できる~と思って、自ら進んで注文して食べることはなかったのです。

その後、現地のティールームでバイトを初めた時、そこの店ではまかないで店の料理をなんでも食べてよいシステムでして、といっても食べられるメニューはイングリッシュブレックファーストか、バケットサンドか、パンケーキ(という名のクレープ)、もしくはジャケットポテトでした。
まかない何を食べようかなぁと悩んでいたら、一緒に休憩に入ったポーランド人の子が「僕はジャケットポテトにしよ~、君は?」 私「じゃあ、私もそれで。(選べないから合わせてしまえの発想)」
ポーランドボーイ「トッピングは何にする?僕はツナマヨコーンが好きなんだ♪」 私「じゃあ、私もそれで。」
と、これが私のジャケットポテト・デビューでした。

初めて食べたジャケットポテトは、
ポーランドボーイ「どう?ツナマヨコーン美味しい?」
私「!!!!!
(なんだこれ!ツナマヨコーンがというか、ジャガイモ自体が超美味しいじゃないか!外パリパリなのに中が熱々ホクホクで芋が甘いし、そしてツナマヨコーンとの相性抜群じゃないか!ジャケットポテト舐めてた!!) 美味しいです!!」 となったのです。

そんな思い出の味、ジャケットポテトを作ってみたいと思います。

 


なぜ急にジャケットポテトなのかというと、新ジャガが収穫できたからです。
売るにはちょっと大きく育ち過ぎちゃったというサイズの物が畑から出土した時、これはジャケット・ポテイトゥを作るっきゃない!と。

イギリスのジャケットポテト用のジャガイモと比べると全然小さいですが、それでも大きくなってしまったジャガイモを使って作っていきます。
よく洗った後に軽くオイルでコーティングして、塩をまぶして200度のオーブンで約一時間焼きます。
イギリスのレシピだと焼く前にジャガイモにフォークで穴を開ける作業があるようですが、そのあたりは省いてしまいました。

皮がパリパリと焼きあがり、中に火が通れば出来上がり。
芋に切れ込み(一文字や十字など好きに)を入れて、バターを添えて、アツアツなうちに好きな具をのせていただきます。
働いていたティールームで教わったのは、切れ込みを入れたら芋の下の方を指でグッと抑えて切れ込みを開くようにしてあげると見た目も良いし具も綺麗に盛り付けられるとのことです。


そんなティールームで働いていた時のことを思い出しながら作った思い出の味
ジャケットポテト・ツナマヨコーン&チーズトッピングの完成です。


そしてもう一つこちら、ベイクドビーンズをトッピング。
白いんげん豆をトマトベースで甘く煮込まれたベイクドビーンズ、大好きなんです。
イングリッシュ・ブレックファーストによく付いてくる豆で、トーストにのせて食べたりもします。
結構甘めの味なので人によって好き嫌いが分かれるのですが、これもポテトとの相性抜群でジャケットポテトを作るならこのベイクドビーンズ味も欠かせない!と思ってこちらも作りました。


う~ん、ツナマヨコーンもベイクドビーンズもどちらも美味しい!
ほくほくアツアツのお芋にたっぷりのトッピングを絡めて頬張るのは至福です。
付け合せのサラダにはバルサミコドレッシングで。イギリスでは野菜にはバルサミコをかけることが多く、サラダにはこれというイメージがあります。
また、紫キャベツのマリネもイギリスで出会った味で個人的にこれもイギリスの味です。
ワンプレートに私の好きなイギリスが詰まっています♪

渡英したての頃、ジャケットポテトをじゃがバターでしょ?と侮っていた自分はなんと愚かだったのか。
もちろんじゃがバターは誰もが認める美味しい料理なのですが、イギリスのジャケットポテトの美味さはジャガイモそのものの美味さが驚きで、フィッシュ&チップスに付いてくるフライドポテトもそうなのですが、初めてイギリスでジャガイモを食べた時、その芋の美味さにビックリするのです。ジャガイモにあるちょっとしたエグ味は一切なく、とにかくホクホクで甘いのです。
これは私個人の意見だけではなく、英国滞在中の私を尋ねて来てくれた日本の友人たちもビックリしていました。友人が日本へ帰国する時に一言、「とにかく芋がうまかった。」と言い残したほどに。芋だけかーい!!という心の叫びはありつつも、そうだよね、イギリスの芋うまいよね!と断定できた瞬間でした。
そんなおいしいお芋においしい具、おいしくない訳がない。見た目のジャンクさに惑わされずに是非とも食べていただきたいイギリス料理の一つです。

 

ちなみにジャガイモは男爵とキタアカリの2種類で作ってみましたが、男爵のほうがジャケットポテトに向いていました。
時間はかかりますが、オーブンに入れとけばいいだけ!簡単なのでまた焼いて別のトッピングを試してみようかなと思います。

 

2 Comments

  1. mom69

    なんて素敵なお写真なんでしょう。
    本当に、美味しそう!!!

    acco様、
    お久しぶりです。
    興奮してしまいました。。。

    ジャケットポテトにツナコーン味があったなんて、はじめて知りました。
    本当に、美味しそうです!
    体も温まるし、お腹も充分満たしてくれるので、寒い時期、屋台でよく買って食べていました。
    私は特に、ピザソースとチーズがたっぷりのったものが好きでした。

    最近、値段が手頃でサイズも大きいジャガイモをよく見かけるので、お写真とレシピを参考にさせて頂き、まずは、ツナコーン味を試してみたいと思います。

    acco様のお菓子はもちろん、お料理のシリーズも、今後、楽しみにしています。
    それでは失礼いたします。

    mom69

    返信
    1. acco (投稿者)

      mom69 様

      わあ!ありがとうございます!
      ツナマヨコーン、私もポーランドボーイにオススメされなかったら出会わなかった味だと思います。笑
      ピザチーズ味食べたこと無いです。ジャガイモにピザソース、美味しいの間違いないですね!
      ジャケポテ作り、オーブンで焼けばよいだけで簡単だったのでぜひmom69様もお試しになってみてください。
      私も次に作る時はピザソースにチーズたっぷり味を作ってみます♪

      いつもありがとうございます。
      イギリス料理もまた記事にできたら良いなと思います^^ acco

      返信

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