メインハウスが美しいウィズリーガーデンに来ました。
ロンドンからはWaterloo駅からロンドン郊外のKingston駅まで電車で行き、そこからA3バス停で５１５（５１５A）のバスに乗り、約一時間半です。
ウィズリーガーデンは私が住んでいたリッチモンドと同じSurrey州にあるので、リッチモンドから近いのかな？と思いきや、バスを乗り継ぎ一時間、かなり郊外にあり高速道路の直ぐ側、しかもそのバスの本数が少ないので公共交通機関で行くのにはちょっと時間がかかります。
マイカーがあれば車で行くのがベストです。ガーデンにいってみると地元の方はほとんど車で来ていて、帰りにはトランクに購入した植物をたくさん積んで（入りきらなくてよく車の窓から木の枝が出てたりする）帰宅してました。羨ましい！
移動に時間がかかるので完全に丸一日取られてしまうのですが、丸一日過ごせる素敵な場所です。
今回ウィズリーガーデンに来たのは、Wisley Taste of Autumn Festival ウィズリーガーデンの秋の食祭りです！
国が違えど秋はやっぱり食のシーズン！
美味しそうな物であふれていました！
野菜はもちろん、パンにチーズ、自家製のパイ、植物のタネコーナーもあったり、
そして心ときめくスイーツゾーン！
クリスマスが近いのでクリスマス用のプディングやケーキも並んでいました。
あと気になったのはハーブティー、１つずつ箱に入っていて見た目がとても可愛い。
一番目を引いたのはリンゴコーナー
すごくたくさんのリンゴがあります。
イギリスのリンゴは日本で売られている様な立派なものより、家で穫れましたというようなちょっと小さめなリンゴが多い気がします。
こちらはうちの庭になっているリンゴは何リンゴ？と自分の家のリンゴの種類を調べられる場所のようです。
イギリスの家庭ではお庭でリンゴを育てるのが多いようで、ホームステイをした家にも知り合いの家の庭にもリンゴの木がありました。
ウィズリーガーデン内にも広大な果実園があり、そこで採れたリンゴなのかクッキングアップルからそのままでおいしいリンゴなど十数種類のリンゴが並べられていて、それぞれ試食できて好きな数を買うことができました。
そして、バケツなようなものにリンゴを入れてガシガシ砕き、昔からあるらしき専用の絞り器で絞りだす、なんとも原始的なりんごジュースの試飲もありました。
作ってる見た目がちょっと・・・なんですが、これが、おいしい！
とってもフレッシュな香りとりんごの酸味も無く、今まで飲んだりんごジュースの中で一番美味しかったです。
今まで色々と行ってきたフードフェスティバルの中で、自分的にかなり上位にくる品揃えと楽しさのイベントでした！
おいしい物でお腹一杯になったので、ガーデン散策です。
入り口を入って広がるのは見事な噴水と素敵なメインハウスです。中では職員の方が顕微鏡で作業していて、
ああ～こんな素敵な所で働けるなんて夢の仕事だなぁと思ったり。
こちらはロックガーデン
夏の花々が咲き乱れるカラフルな明るいガーデンも良いですが、秋に来ると花は少ないですが黄色や赤の紅葉を存分に楽しめることができます。
温室もあったり、果実園もあったりと様々なお庭が作られています。
ピクニックもできるらしく、綺麗な芝生に木がポツポツと植えられたエリアもあり、紅葉している木の根元になんと、ベニテングダケが！
しかも、ものすごい数が群生してました。
こういう出会いも秋ならではです。
壮大なボーダーガーデン
こちらも秋色の渋い色合いで個人的にとても好きです。
ウィズリーガーデンはキューガーデンほど大きすぎることもなく、ほどよく歩いて回れます。
ちょっと一休みできるカフェもありますし、ガーデン図書館もありました。
そしておみやげコーナーがとても充実しているのです！
個人的に毎シーズン来たいお気に入りのガーデンです。
RHS Garden Wisley
RHS Garden Wisley Woking Surrey GU23 6QB
Opening times
Open every day except Christmas Day.
Monday – Friday 10am – 4.30pm
Saturday – Sunday & Bank Holidays 9am – 4.30pm
ガーデン最寄りのバス停はPortsmouth RdとWisley Lnの交わった場所で５１５番のバスです。
Bus time table(pdf) 帰りは行きに降りたバス停の道路挟んだ反対側に乗り場があるので簡単ですが、最寄りのバス停が分かりづらいので行きのバスに乗る時に運転手さんにウィズリーガーデンに着いたら教えて欲しいとお願いしておくと安心です（たまに忘れられることもあります。笑）